阪大はマイボトルで「健康」&「環境」推し-給水機設置お披露目式を開催しました
大阪大学全学教育推進機構は、学生からの要望を受け、2026年6月19日(金)に、全学共通教育科目の修学活動の中心となる豊中キャンパスの全学教育推進機構 管理・講義A棟に、学生・教職員がマイボトル等に自由に給水できる給水機2台を設置しました。給水機周辺では学生団体「阪大マイボトル推進プロジェクト Carry My Bottle」(通称:キャリボト) *1 が中心となり、OU-SDGsプログラム担当教員のバックアップのもと、給水量やCO2削減量の“見える化”など、以下のSDGs啓発活動を実施しています。
・給水機マップの配布(学内の給水機の場所を分かりやすく案内)
・「先週の給水量・給水回数」や「累計CO2削減量」を掲示し、行動の成果を“見える化”
・学部別アンケートでニーズを把握し、今後の環境整備に活かす活動を実施

給水機の設置は、「1年生クラス代表懇談会」での対話や、学生からの声を直接聴取するため全学教育推進機構に設置している「意見箱」においても、学生から継続的に要望が挙がっていたことから、熊ノ郷総長のリーダーシップのもと、修学環境支援の一環として実現しました。
約5千人の学生が学ぶ全学教育推進機構の講義棟に給水スポットを整備することで、授業の合間にもマイボトル等へ給水しやすい環境を整え、熱中症対策となる「こまめな水分補給」を後押しします。今回設置した給水機は、電源のない環境に優しいシステムで、あわせて、ペットボトル利用の抑制によるCO2排出削減や、物価高に伴う学生の経済的負担軽減にもつながる取り組みです。大学が学生の声を起点に環境を整え、学生が主体となって利用促進や“見える化”を行うことで、SDGsを「知っている」から「やってみる」へとつなげます。
設置に際して、同日12:15~12:35に、管理・講義A棟1階にて、熊ノ郷 淳 総長やキャリボトの学生も参加する給水機設置お披露目式を開催しました。会場への入場は学生限定100名としていましたが、あっという間に満員となりました。
進藤 修一 全学教育推進機構長の主催者挨拶では、1年生クラス代表懇談会や意見箱を通じた学生の声が熊ノ郷総長に届き、給水機設置につながったこと、一定の時間に多くの学生の使用が集中することが見込まれ、そうなると冷水の供給が間に合わないとの業者さんのアドバイスもあり、常温水を供給するタイプの設置となったことなど、これまでの経緯や、給水機設置の狙いについて紹介され、「今回設置した給水機が多くの人に利用されることを願っています。」と期待の言葉を述べました。

次に、熊ノ郷 淳 総長より、4月にキャリボトの学生たちがプロデュースした「ゆるワニ博士タンブラー」や、坂口志文 特別栄誉教授のノーベル賞受賞式への帯同やミャクミャクとのコラボでも大人気となっている大阪大学公式マスコットキャラクター「ワニ博士」の話題があり、ワニ博士が描かれたタンブラーを活用して、SDGsやエコの観点からも給水機を利用してほしいと挨拶がありました。

続いて、阪大生発のオリジナルマイボトル「ゆるワニ博士タンブラー」を企画・開発したキャリボト代表の三橋 直央さん(工学部3年生)が、キャリボトが実施するSDGs啓発活動についても紹介しました。 現在、大阪大学の学生のマイボトル所持率は約50%であること、学年が上がるにつれ、マイボトル所持率が下がっていることなどを紹介するとともに、「この給水機を使った1年生が、もっとマイボトルを利用して、もっと給水機が欲しいという声が集まれば、色々な場所に給水機が増えていくのではないかと思っている」、「マイボトルを使うのが当たり前、給水機があるのが当たり前という社会を作っていきたい」と決意を語りました。

その後、上記の三者に加え、田中 敏宏 理事・副学長(教育担当) や尾﨑 雅則 理事・副学長(財務担当)、河原 行郎 学生生活委員会委員長、藤田 尚弥 教育・学生支援部長も登壇した除幕式では、幕の下から現れたワニ博士のイラストが掲示された給水機に、集まっていた学生らからも歓声が上がりました。

最後に、熊ノ郷総長とキャリボト代表の三橋さんによる「ゆるワニ博士タンブラー」を用いた「マイボトル初給水」や記念写真撮影が行われ、設置お披露目式終了直後から多くの学生たちがマイボトルに給水していました。



*1 阪大マイボトル推進プロジェクト Carry My Bottle(キャリボト)について
大阪大学公認の学生団体。「地球にも市民にもやさしい生活をマイボトルで!」を合言葉に、2021年の設立以来、学内のマイボトル利用促進のための啓発活動や、インフラとしての「給水機の学内設置提案」、さらに「手間が少なく、毎日持ち歩きたくなるボトル」そのものを提供するプロジェクトなどの活動を展開。2026年4月に阪大生発のオリジナルマイボトル「ゆるワニ博士タンブラー」を企画・開発。(同タンブラーは、2026年4月20日(月)より阪大生協購買ショップ各店舗で販売中。2026年4月16日プレスリリース)

