最強のリベラルアーツとしての短歌~クリティカルシンキング編 ことばをデザインする~を開催しました

昨年大好評だった「最強のリベラルアーツとしての短歌」が帰ってきます。昨年のテーマであるクリエイティビティを深化させるため、短歌を通してクリティカルシンキングにチャレンジします。短歌を詠み、新しいものの見方を手に入れましょう。予備知識は不要です。歌人から直接短歌の指導を受けることができるこのチャンスをお見逃しなく。

ワークショップ内容

■11月27日(金)

1.ことばの面白さ、優れた短歌の紹介
2.好きな短歌、好きなことばについて話しあってみよう(歌会形式のゲーム(※))
3.あなたの好きな短歌やことばは、なぜ好きなのか

■12月4日(金)

1.歌会(※)をやってみよう
2.ことばをデザインする
3.その先に<クリエイティブ>がつづく

※「歌会」(かかい/うたかい)とは、お互いの短歌についてその良し悪しを話し合う場のことです。ワークショップでは1日目・2日目ともに全員に参加していただく歌会形式の場を設けますが、短歌や歌会の経験がまったくない方でも参加できるよう配慮いたします。

事前課題

参加者には事前課題があります。課題提出方法は、お申し込み後に、別途、ご連絡いたします。

【1回目のワークショップ(11月27日)前 締切11月21日(土)12:00必着】

1.好きな短歌があれば、好きな短歌(自作以外)を1首引用してください。もし好きな短歌がなければ、小説、映画、演劇、ドラマ、マンガ、広告コピーなどなんでも良いので、あなたの好きな文章やセリフを30字程度(長くとも100字以内)で引用してください。なお、引用元を明記してください。

2.1で引用した短歌やことばの、好きなところを100字程度(長くとも400字以内)で教えてください。

【2回目のワークショップ(12月4日)前 締切11月28日(土)12:00必着】

ご自身で短歌を1首、作ってください(未発表・既発表を問いませんが、未発表の新作が望ましいです)。もし、短歌を作ったことがない方は、好きな短歌を1首引用してください。引用した場合には引用元を明記してください。

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ゲスト

中島裕介
歌人。1978年兵庫県小野市生。

2004年京都大学人間・環境学研究科修士課程修了。未来短歌会所属。著書に『oval/untitleds』『もしニーチェが短歌を詠んだら』(共に角川学芸 出版)『Starving Stargazer』(ながらみ書房)。普段は団体職員として働く傍ら、短歌の作品や評論のほか、舞台芸術、マンガ、アニメに関するエッセイ等を雑誌等に寄稿している。

日時
第一夜:2016年11月27日(金) 17時~20時
第二夜:2016年12月04日(金) 17時~20時
場所
全学教育推進機構総合棟Ⅰ2階セミナー室2 (豊中キャンパス)
料金
無料
定員
20名(先着順、ただし、両日参加できる方を優先します。)
申込み
zenkyo-daigakuin[at]office.osaka-u.ac.jp

コーディネーター: 松行輝昌、山内保典(大阪大学全学教育推進機構大学院横断教育部門)

主催:大阪大学全学教育推進機構大学院横断教育部門  協力:大阪大学21世紀懐徳堂

開催報告

11月27日と12月4日に最強のリベラルアーツとしての短歌を開催しました。

昨年はクリエイティビティをテーマにしましたが、今年はクリティカルシンキング(批判的思考)をテーマにしました。参加者の皆さんは、ゲストで歌人の中島裕介さんの指導の下、中島さんのレクチャー、「上の句meets下の句」、歌会を楽しまれました。自分や他の参加者の詠んだ歌を理論的に批評する過程を経て、クリティカルシンキングに触れることができました。

参加者のコメント等、詳細は下記をご覧ください。
http://trans-l.jp/news/1013

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