「学問への扉」が三菱みらい育成財団の教育プログラムにリエントリー採択されました

全学共通教育の少人数セミナー型初年次導入科目「学問への扉」は、2019年度より1年生(約3,400名)を対象とした必修科目として実施しており、2021年度に一般財団法人三菱みらい育成財団の「21世紀型教養教育プログラム」に採択され、2023年度まで3年間、助成を受けました。このたび、同財団の同プログラムにリエントリー採択され、再び助成を受けることになりました。

同財団は、「未来を担う子供・若者の育成を目指す教育機関等への助成、及びその成果を広く社会に波及させるための事業を行い、未来に向かう子供・若者を応援するとともに、それを通じ社会の未来を育むことに寄与する」ことを目的に2019年に設立され、以降、大学、高等学校及び教育事業者に対し様々な支援プログラムを精力的に推進しています。

「21世紀型教養教育プログラム」は、私たちを取り巻く様々な環境が激しく変化する中で、現在・将来の課題解決に必要となる基礎的素養と解決策を導き出すための世界観・価値軸を身に付けるための教育プログラムで、2021年度に新設されたものです。「リエントリー」は、グッドプラクティスの普及・横展開を目的に、3年間の助成終了となったプログラムの一部をリエントリー採択として新たな助成を行うものです。このたび、(1) 主体的で創造的な学びへの転換、(2) 異分野の学生らと学ぶ中で、異なったものの見方や課題解決の道筋の意識、(3) アカデミック・スキルズの学習などを目的とした「学問への扉」の取り組みが評価され、リエントリー採択となりました。

助成は今年度から3年間の予定で行われますが、個々の授業支援、教育評価に関する研究開発及び学内外への積極的な情報発信を実施するとともに、新型コロナ禍においても高い学習効果が示された「学問への扉」の持つ教育的多様性と可能性の開発、さらには「学問への扉」で学んだ学生が発展的、継続的に学べるカリキュラムとして設置されている「アドヴァンスト・セミナー」の充実化に努めて参ります。

参考

一般財団法人 三菱みらい育成財団
学問への扉 大阪大学全学教育推進機構

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