2014年2月14日出版! 『ドーナツを穴だけ残して食べる方法 越境する学問ー穴からのぞく大学講義』

あなたは、ドーナツをアカデミックな眼差しで見つめたことはありますか?

WEB上で話題になった「トンチ問題」に、阪大教員が本気で挑みます。

人文科学・自然科学・社会科学。学問領域を問わず、各学問の専門家である阪大教員が、専門知識を駆使して、ドーナツを穴だけ残して食べてしまいます。その他、ドーナツにちなんだアカデミックでディープなコラムを多数収録。

コンセプトは「気づいたら、学んでいた」。何となく敷居が高くて親しみにくい「学問」。私たちが提案するのは、このイメージの払拭です。ドーナツというライトな切り口から入り、知らず知らずのうちに、読者が学びのハードルを乗り越えて、学問の懐の広さや考える楽しさを感じて欲しい。こうした願いから、私たち阪大生はこの本を世に送り出します。

☆中身を少しだけ紹介!☆

そもそも「ドーナツの穴談義」はどこから生まれてきたのか?
「ドーナツを穴だけ残して食べる方法」と言う命題がどこから生まれ、どのように広まっていったのか。
電子掲示板「2ちゃんねる」を例に、インターネットと言う生態系を掘り下げる。
(執筆者:松村真宏准教授 経済学研究科)

数学の世界で「自由に」ドーナツを穴だけ残して食べてみよう。
次元に着目してみる。ドーナツは前後、左右、上下の3つの軸を持つ3次元空間に存在する。
もちろん、ドーナツの穴も3次元空間に存在している。
それでは、どうにか「自由に」次元の中を移動して、穴だけ残してたべてしまうことはできないか。
(執筆者:宮地秀樹准教授 理学研究科)

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