副専攻・高度副プログラム

1.大学院副専攻プログラム

副専攻プログラム・高度副プログラムとは、自分の専攻に関連する、あるいは専攻以外の分野内容を主専攻に準ずるレベルで体系的に学ぶプログラムです。教育目標に沿った一定のまとまりある授業科目で構成されており、各プログラムを定める要件を満たすことで修了認定証が交付されます。

1. 未来共生プログラム 概要詳細

志水宏吉 先生[人間科学研究科]

このプログラムは,本学で5つ運営されている博士課程教育リーディングプログラムの一つである「未来共生イノベーター博士課程プログラム」(事業期間:平成24年度~30年度)のエッセンスを副プログラム化し,全学の大学院生に提供しようとするものです。

その目的は,未来に向けた「多文化共生社会の実現」のために必要な資質能力を院生の人たちに獲得してもらうこと。私たちはその資質能力を「多文化コンピテンシー」と呼んでいます。多様な科目群を用意していますが,そのなかでも私たちが重視するのが「プラクティカルワーク」。さまざまな実践の現場・フィールドに出かけていき,活動のお手伝いをするなかで新たな学問的気づきを得てもらいます。 履修に際して特定の前提知識や技能は必要ありません。文理を問わず,多様な背景をもつ院生の皆さんたちの参加を期待しています。

2. アジア人材育成プログラム 概要

藤田清士 先生[工学研究科]

世界経済のグローバル化に伴い, 日本企業において, ものづくりに関する高度な専門知識と国際性を持ち, アジア各国の現地の事情に精通した人材の必要性が高まっています。そこで工学研究科では, 産業界と提携してアジア各国より留学した修士学生を対象に高度な専門教育やインターンシップ, 基礎およびビジネス日本語教育, 倫理教育およびOJE(On the Job Education)方式による演習を行うことにより, ものづくりに対する高い専門性と倫理観, 日本企業におけるビジネスマナーなどに精通したグローバルビジネスパーソンを育成する副専攻プログラム「アジア人材育成プログラム」を開設しました。これまで9年間で60名以上の留学生がプログラムを受講し, パナソニック, カネカ, NEC, コマツなど日本を代表する企業に就職しました。私たちは日本企業で働くことに興味のある, 意欲のある学生を求めています。興味のある人は2学期からでも参加できますので工学研究科国際交流推進センター(内8972)に気軽に問い合わせてください。

3. 金融・保険 概要(1)概要(2)概要(3)詳細

太田亘 先生[数理・データ科学教育研究センター]

このプログラムは,金融・保険・年金に関わる学際的な分野でのスペシャリストを育成するための文理融合および社学連携教育であり,修士課程または博士課程の在籍者を対象にしています。副専攻プログラム(金融・保険)には,

  • 金融経済・工学コース
  • 数理計量ファイナンスコース
  • インシュアランスコース

の3つのコースがあります。これらのコースは複数受講可能です。このプログラムのポイントは,以下の通りです。

  • 金融・保険・年金という学際分野での文理融合および社学連携教育
  • 経済学研究科,理学研究科,情報科学研究科,基礎工学研究科の4研究科の協力・連携
  • 民間・公的金融機関などの協力・連携機関による財政的・人的支援のもとでの実務教育の充実
  • 豊富かつ多様な教育スタッフ
  • 最新の研究成果が反映される最先端の教育
  • 教育・研究の改善および発展のためのセミナー,ワークショップ,国際シンポジウムの開催

本プログラムで提供される文理融合および社学連携教育を通じて,金融・保険・年金分野で活躍する次世代リーダーとなることを期待しています。

4.5 ナノサイエンス・ナノテクノロジー高度学際教育研究訓練プログラム 概要検索画面 ※キーワードに「ナノ」と入力 詳細

伊藤正 先生[ナノサイエンスデザイン教育研究センター]

学生の皆さんが大学や社会で活躍するためには,知識を学ぶだけでなく,獲得した知識をアレンジし,デザインする知恵が必須です。この知恵を育み実践するのが本プログラムです。

MCプログラム:学際横断的講義群を選択でき,実習では自分の専門分野以外の手法を実際に学べ,現役の企業研究者・技術者によるキャリアアップ講義では自分の研究の社会での位置づけを知ることができ,卒業後のキャリアパスを考える機会にもなります。

DCプログラム:自分の研究に加えて,将来のキャリアパスに繋げるための産学リエゾンPAL教育研究訓練,博士研究へ新境地を付加できる学際萌芽研究訓練があります。

共通プログラム:土曜講座では,科学の社会性や技術デザインについて社会人を交えての討論という貴重な体験が出来ます。英語での海外大学とのTV交換講義,招へい欧米教員による夏の学校があるので,グローバルな感覚を養うために是非とも挑戦して下さい。

社会に出てから幅広い考えのキャリアパスに繋がったとの先輩の声もあります。自分の専門の殻から飛び出して違った視点から自分の研究を眺め,新たな発見や体験をしたいという意欲的な学生諸君の参加を歓迎します。

6. 公共圏における科学技術政策 概要詳細

小林傳司 先生[COデザインセンター]

現代社会における科学技術政策は, 社会の駆動力としての科学技術のあり方を形成する重要な政策となっています。一方で当然のことながらその政策は, 科学技術の研究者集団のための振興策に尽きるものではありません。これからの科学技術政策は, 世の中の人々の科学技術や公共政策に対する期待や懸念に答えるものでなければならないのです。

そうした社会の期待や懸念を把握するために必要なのは, 研究者コミュニティや産業界, 政策立案者のみならず, 一般の市民も含めた多様な人々や組織・集団が, 直接・間接に議論し, 熟慮を深め, 自ら期待と懸念を顕在化し共有していく参加・関与・熟議のプロセス, すなわち科学技術への公共的関与であると私たちは考えています。

本プログラムでは, 自分自身の専門分野の枠組みを超えて, 多角的に科学技術と社会の諸問題を理解し, 学問と政策・社会の間を “つなぐ” ことのできる人材の育成を目指しています。各授業では, 学生間のディスカッションを重視しており, 多様な専攻の院生が参加することのできる授業科目を提供しています。

7. 人文学(グローバル・アジア・スタディーズ)(マルチリンガル・エキスパート養成プログラム) 概要

浅見洋二 先生[文学研究科]

「マルチリンガル・エキスパート養成プログラム」は, 多言語に精通し, 現代世界の喫緊の課題に取り組む専門的な知識を備え, グローバルに活躍できる人材を養成することを目的とする部局横断型教育プログラムです。本プログラムは, そのうちの大学院生向けプログラムとして実施するもので, プログラムに登録した学生に対して, アジアの古代~現代のあらゆる時代に関わる思想, 歴史, 文学, 芸術などの人文学の基礎知識, 理論, 方法論を学ぶための授業を提供します。本プログラムの履修を通じて, 幅広い人文学的教養と高度な専門性を備えたグローバル人材を育成します。

8. 人文学(グローバル・ユーロ・スタディーズ)(マルチリンガル・エキスパート養成プログラム) 概要詳細

桑木野幸司 先生[文学研究科]

「マルチリンガル・エキスパート養成プログラム」は, 多言語に精通し, 現代世界の喫緊の課題に取り組む専門的な知識を備え, グローバルに活躍できる人材を養成することを目的とする部局横断型教育プログラムです。本プログラムはそのうち, 大学院生向けプログラムとして実施するもので, プログラムに登録した学生に対して, ヨーロッパの古代~現代のあらゆる時代に関わる思想, 歴史, 文学, 芸術などの人文学の基礎知識, 理論, 方法論を学ぶための授業を提供します。多彩な言語や文化を幅広く学ぶことで, グローバル社会における異文化交流の基盤を作ると同時に, 自己の文化を相対化する視点を養います。本プログラムの履修を通じて, 幅広い人文学的教養と高度な専門性を備えたグローバル人材を育成します。

9. 人間科学(共生の生態)(マルチリンガル・エキスパート養成プログラム) 概要詳細

園山大祐 先生[人間科学研究科]

「マルチリンガル・エキスパート養成プログラム」は, 多言語に精通し, 現代世界の喫緊の課題に取り組む専門的な知識を備え, グローバルに活躍できる人材を養成することを目的とする部局横断型教育プログラムである。本プログラムは, そのうちの大学院生向けプログラムとして実施するもので, プログラムに登録した学生に対して, 人間科学(共生の生態)に関する科目で構成されたプログラムを提供する。多様な文化的・社会的背景をもった人々が, 国内外で出会う状況が生まれている今日, 災害や紛争といった状況下ではもちろん, 日常生活においても共生が求められている。本プログラムでは人間科学研究科の多様な専門性を活かして, さまざまな角度から共生について学ぶことを通じ, 共生の実現に貢献できる人材を養成することを目標とする。

10. 法学・政治学(マルチリンガル・エキスパート養成プログラム) 概要詳細


福井康太 先生[法学研究科]

「マルチリンガル・エキスパート養成プログラム」は, 多言語に精通し, 現代世界の喫緊の課題に取り組む専門的な知識を備え, グローバルに活躍できる人材を養成することを目的とする部局横断型教育プログラムです。本プログラムは, そのうちの大学院生向けプログラムとして実施するもので, プログラムに登録した学生に対して, 法的ルールや歴史的に形成された社会構造についての深い造詣に基づき, 現代法や公共政策に関する考察を加え, 日本や世界の社会が今後有するべき諸秩序や構想に貢献できる人材を育成することを目指して, 法学研究科が開講する関連科目群を提供します。

11. 経済学・経営学(マルチリンガル・エキスパート養成プログラム)概要詳細

谷﨑久志 先生[経済学研究科]

「マルチリンガル・エキスパート養成プログラム」は, 多言語に精通し, 現代世界の喫緊の課題に取り組む専門的な知識を備え, グローバルに活躍できる人材を養成することを目的とする部局横断型教育プログラムです。本プログラムは, そのうちの大学院生向けプログラムとして実施するもので, プログラムに登録した学生に対して, 経済学専攻および経営学系専攻の経済学・経営学に関する専門科目で構成されたプログラムを提供します。本プログラムでは, 以下の到達目標を定めます。

  1. 経済学・経営学の基礎について理解すること。
  2. 経済学・経営学の理論を現実の経済・経営問題に応用できるようになること。
  3. 現実の経済・経営問題について自分の意見を持ち, 高度なレベルのプレゼンテーションやディスカッションを行うことができるようになること。

到達目標を達成するために, 本プログラムは経済学研究科(経済学専攻応用経済コース, 経営学系専攻ビジネスコース)が開講する科目を提供し, 経済学および経営学について系統的な履修を促します。これにより, 経済学・経営学に通暁した人材を育成することを目指します。

12. 言語文化学(マルチリンガル・エキスパート養成プログラム) 概要詳細

岡田新 先生[言語文化研究科・言語社会専攻]

「マルチリンガル・エキスパート養成プログラム」は, 多言語に精通し, 現代世界の喫緊の課題に取り組む専門的な知識を備え, グローバルに活躍できる人材を養成することを目的とする部局横断型教育プログラムです。本プログラムは, そのうちの大学院生向けプログラムとして実施するもので, プログラムに登録した学生に対して, 各専攻語学および専攻語圏の文化学に関する専門教育科目で構成されたプログラムを提供します。これにより, 読み, 書き, 聞き, 話す国際的な場面で通用する総合的な高い語学能力を涵養するとともに, 当該言語文化圏の言語, 政治, 経済, 社会, 歴史, 思想に通暁した人材を育成することを目指します。

13. 国際公共政策学(マルチリンガル・エキスパート養成プログラム) 概要詳細

河村倫哉 先生[国際公共政策研究科]

「マルチリンガルエキスパート養成プログラム」は、多言語に精通し、現代世界の喫緊の課題に取り組む専門的な知識を備え、グローバルに活躍できる人材を養成することを目的とする部局横断型教育プログラムです。本プログラムは、そのうちの大学院生向けプログラムとして実施するもので、プログラムに登録した言語文化研究科の学生に対して、法学・政治学・経済学など国際公共政策に関するプログラムを提供します。紛争、環境破壊、貧困、財政赤字、核戦争の危機など、現代世界には喫緊に解決すべき多くの問題が存在しています。これらの課題に取り組み、グローバルに活躍しようという意欲を持った学生を本プログラムでは歓迎します。そして、法学・政治学・経済学に関する専門的な知識を習得し、これらの領域にかかわる外国語を十分に運用できるような人材の育成を目指します。

2.大学院高度副プログラム

副専攻プログラム・高度副プログラムとは、自分の専攻に関連する、あるいは専攻以外の分野内容を主専攻に準ずるレベルで体系的に学ぶプログラムです。教育目標に沿った一定のまとまりある授業科目で構成されており、各プログラムを定める要件を満たすことで修了認定証が交付されます。

14. グローバル・ジャパン・スタディーズ 概要

宇野田尚哉 先生[文学研究科]

いま,日本研究のあり方が問われています。

日本の文学や歴史,芸術や思想を対象とする研究の最先端は,うたがいなく,日本国内でおこなわれている研究です。しかし,高度に専門化したそれぞれの領域の最先端の成果が十分に総合されているとはかならずしもいえません。また,日本国内の日本研究の高度な達成が,海外に向けてインパクトのあるかたちで発信されているわけではないために,世界の日本研究のなかでの日本の日本研究のプレゼンスはむしろ低下しているともいえます。

高度副プログラム「グローバル・ジャパン・スタディーズ」は,そのような現状を打破するための学際的教育プログラムとして設けられました。歴史・文学・言語・芸術・思想などにわたって日本国内の日本研究の最先端の成果を学際的に学ぶとともに,自分の研究成果を英語で発信し海外の日本研究にもインパクトを与えうるアカデミック・スキルを身につけることが,本プログラムの基本的課題です。

日本の日本研究から世界の日本研究,さらにはグローバルな人文学に貢献しうる人材を育成することを目指す本プログラムを,多くの方が受講してくださることを期待しています。

15. 大学マネジメント力養成・向上プログラム 概要

川端亮 先生[人間科学研究科]

これからの大学は, 知的基盤社会を先導するという重要な役割を担うことが期待されています。そのためには教員のみならず, 経営を担う事務職員能力の高度化も必要です。本プログラムは, これからの大学経営に携わる者が必要とする知識と能力の基礎を大学院において提供することを目的として設置しました。そのため, 事務職員の履修も予定されています。

身につけた知識と能力は大学組織のみならず, 教職に就いた者の中等教育機関でのマネジメントや, 文部科学省や地方自治体における教育行政においても汎用的な知識・能力として活用可能ですし, また各職域の専門性の強い組織マネジメントは, 未来の企業組織のマネジメントにも役立てることができると考えられます。

【大学職員になりたいけど, 大学職員ってどんな仕事なんだろう?】【大学院まで来て今更だけど, 大学ってそもそも何?】と, 大学自体やそのマネジメントに興味を持ち, 教員と職員と一緒にプロジェクト型の学習を楽しんでできる方の参加を期待しています。

16. グローバル化とコンフリクト ―― 人間科学的アプローチ 概要

栗本英世 先生[人間科学研究科]

グローバル化する現代世界では, さまざまなコンフリクト(紛争, 摩擦, 葛藤)が生じています。これは, 先進国と発展途上国, 洋の東西南北を問わない, まさにグローバルな現象であり, 日本に暮らす私たちにとっても現実的な問題です。私たちは, グローバル化とコンフリクトの因果関係を探求するとともに, 個別のコンフリクトが生じるナショナルおよびローカルな文脈を見極める必要があります。言い換えれば, 本課題を解明するには, 普遍と特殊, 全体と個別のあいだを縦横に往復しつつ, 考察を深めていかねばなりません。それによってコンフリクトを解決あるいは軽減するための道筋も見えてくるはずです。本プログラムは, 人類学を中心としつつ関連する諸学問分野の科目の履修を通じて , グローバル化とコンフリクトという課題を総合的かつ専門的に理解し対処する能力を養うことを目的としています。

17. 基礎理学計測学 概要

豊田岐聡 先生[理学研究科]

近年、計測・分析装置がブラックボックス化し,その原理をよく理解せずに利用していることが多くなっています。その結果,得られた結果についての考察や評価を十分に行えなかったりするケースが増えてきています。また,他の誰も見たことがないようなモノを見ようとする時には既存の計測機器では不可能な場合がほとんどで,新たに機器や分析手法を開発することが必要となる場合もあります。このような場合にも,測定原理などをしっかりと理解していることが必須です。自分自身で装置開発をしないにしても,原理をしっかりと理解していれば,装置開発者やメーカーに対して,こういうものを測定したいとか,こういう測定ができるようにしたいとか伝えて,新しい計測技術開発につなげることも可能になります。

これまで装置をブラックボックスで扱うことを気持ち悪いと思っていた人,そしてこれまでブラックボックスにしていることに何の違和感も感じてこなかった人,是非このプログラムを受講し,計測の基本原理を学びましょう。そして,学んだ計測技術を実際の研究に役立て,世界最先端の研究を行なって下さい。

18. 課題発見型医療・ヘルスケアソリューション デザインプログラム 概要詳細

坂田泰史 先生[医学系研究科(医)]

超高齢化が進む現代, 医療・ヘルスケア分野で求められるニーズは, 急性/慢性疾患, 在宅での患者管理, 疾患予防など, 多様化が進んでおります。一方で, 技術主導で開発された医療・ヘルスケア機器が市場のニーズに合致せず, 苦戦する事例が数多く見受けられます。そこで, 本プログラムでは, 『臨床現場で本当に求められているニーズは何か?』を出発点とした現場発の課題発見型医療・ヘルスケアソリューション開発を実現するために必要なデザイン手法を学びます。具体的には, さまざまな分析手法で政策・社会環境といった幅広い視点をおさえながら, マーケティング, 知財戦略, 規制・保険償還対応等を検討しながら進める必要があります。本プログラムでは, そのプロセス概要ならびに開発技術を学ぶことを目的とします。

医療現場の本当の問題を解決したい, 患者のために医療の質の向上や効率化を実現したい等, 医療・ヘルスケア分野の課題に深い関心をお持ちで, イノベーションに意欲を持つ方を歓迎いたします。

ぜひ, 一緒に取り組んでいきましょう!

19. 健康医療問題解決能力の涵養 概要詳細

磯博康 先生[医学系研究科(医)]

本プログラムは, 健康医療問題の解決のための基本知識, 技能を習得するため, 医学系研究科修士課程の公衆衛生学コースの授業である, 疫学総論・各論, 健康環境リスク論, 行動医学・健康科学, 健康政策学, ライフサイエンスの倫理と公共政策学, 経済学・経営学の基礎理論, 医療経済・経営入門, 医療・法・裁判, 死因究明学, 国際感染症学, 医療安全リスクマネージメント学総論, 精神・身体健康増進学各論, 医学統計学総論・各論, グローバルヘルス学総論, 医療経済産業政策学総論・各論といった多様な科目を提供しています。開講時間は, 平日夕方, 土曜日, 夏季集中とし, 多様なバックグラウンドを有する学生に門戸を開放します。

さらに, 本プログラムは, 科目等履修制度や公開講座として, 社会経験の豊富な学生が多く参加して, 健康医療問題について活発な議論を行う場を提供しています。社会で生活している人々の健康という, 医科学を超える問題に対する解決能力を持つ人材の育成を目指しており, 健康医療問題に関心があり学ぶ意欲のある学生を歓迎します。

20. 健康・医療イノベーションプログラム 概要詳細

中田研 先生[医学系研究科(医)]

近年,交通網や情報通信技術の飛躍的な発達により人,モノ,情報が大量かつ短時間に国境を超える時代となりました。医療においても,希望する治療のために国境を越えて患者が受診し,複数の国で同時に臨床試験や新薬開発が行われます。一方,アジアやアフリカの開発途上国では経済成長に伴い生活習慣病や高齢化が問題となりつつあり,超高齢化社会である日本の取組みを共有し解決することが期待されています。

このような新しい時代の医療ミッションの達成には,従来の医師や看護師,研究者といった職種に限定しない新たな人材,すなわち健康と医療をグローバルな視点で捉え,先進医療や国際医療のイノベーションを担う新たなグローバル医療人材の養成が求められます。

健康維持の重要性や日本の医療の優れている点や課題,海外の医療事情を学び,さらに未来医療開発や医療政策といった側面からもアプローチし,医療におけるイノベーションやグローバリゼーションの実践に向けた幅広い知識だけでなく,新たな着眼点や柔軟な発想法を獲得することを目指します。医学,文系や理系を問わず,世界の医療について真摯に考える意欲的な大学院生の受講をお待ちしています。

21. スポーツ医科学研究プログラム 概要詳細

中田研 先生[医学系研究科(医)]

本プログラムは, スポーツや健康増進に関わる医学・科学的研究手法を学び, スポーツ界のリーダー, スポーツ研究指導者に必要な基礎と応用知識の習得を目的としています。

また, スポーツ庁主導事業への参加, 日本スポーツ振興センター(JSC), 国立スポーツ科学センター(JISS), 他大学, 企業と連携・協力して実施している「スポーツ研究イノベーション拠点形成事業(SRIP)」などのスポーツ医科学研究のプロジェクトの研究取り組みなど, 視野を広げる内容を充実させていることも特長です。

本プログラムではスポーツ医科学研究者として, 世界のスポーツ界で指導, 研究, マネージメントを行えるマルチプル人材, グローバルイノベーターに必要な基礎を学べます。そして, スポーツ障害治療, 予防, 選手育成と強化の秀でた知識とマネージメント能力をもち, 将来のスポーツ機関(スポーツ庁,JSC,JOC, JISSなど)など日本のスポーツ界を牽引するのみならず, 国際オリンピック委員会(IOC), 国際サッカー連盟(FIFA), FMARC, 国際テニス連盟(ITF)など国際スポーツ機関で貢献できる人材の育成を目指しています。

22. 医学倫理・研究ガバナンスプログラム

中田研 先生[医学研究科(医)]

近日公開予定

23. 高度がん医療人材育成プログラム 概要

小泉雅彦 先生[医学系研究科(保)]

日本のがん医療の現状は, がん医療の専門人材育成が遅れており, 特にゲノムがん医療, 小児AYA希少がん専門医, がん専門医療技術職(がん専門看護師, 医学物理士, 細胞検査士, がん専門薬剤師), 緩和医療を含むライフステージ全般へのサポート人材が不足しており, これらを束ねたがんのチーム医療の実践が不十分です。 これらがん医療に係る専門分野の担い手となる人材の育成をする目的でこのプログラムをはじめました。

受講生としては, がん医療専門医の腫瘍内科専門医, 放射線治療専門医, 緩和医療専門医, がん医療専門技術職のがん専門看護師, 医学物理士, 細胞検査士, がん専門薬剤師を目指す者を想定しています。専門を問わず, 何らかの形でがん医療に関わりたい, 又は, この領域を学習されたい方も対象です。

がんの知識を短期で集中的に学ぶ内容となっています。各科目はチーム医療の推進, がん医療の専門知識, がん医療の社会性・地域~広域性の3つの分野の何れかを特徴としています。

このプログラムを通じて, がんに対する高度な技術と専門知識を持つだけではなく, 豊かな人間性を持った医療人材として, 受講生が成長していくことを望んでおります。

24. 看護教育・管理人材育成プログラム概要

井上智子 先生[医学系研究科(保]

本プログラムでは,看護教育・看護管理の基本となる諸理論を学習し,看護の質向上につながる教育・管理の展開方法について学ぶとともに,国内外のヘルスケアシステムの変遷や特徴について学習し,これからのヘルスケアサービスのあり方について考えます。

看護学は,人々の生きる力を引き出し高めるために,さまざまな学問領域の知識体系を基盤として実践される総合科学です。ライフ・スパンの延長,医療の高度化,生活環境や価値観の変化を受けて,健康課題が多様化・複雑化する時代を迎え,多方面から人々の健康と幸せを支援できる資質の高い人材の育成が急務となっています。保健医療学系のみならず,自然科学や工学,社会科学から人文科学まで,専門分野の学修をめざす大学院生の皆さんが,本プログラムでの学びを通して,看護教育・看護管理についての理解を深め,各人の立場で質の高いヘルスケアサービスの提供について提言できる人材となられることを期待しています。

25. 安全なデータ利活用のためのセキュリティ人材育成プログラム 概要

宮地充子 先生[工学研究科]

情報セキュリティはデータの安心・安全を確保する技術であり,データの利用には情報セキュリティの活用が必須です.本コースは,セキュリティリテラシー, セキュリティ基盤理論など, 情報セキュリティ活用のための知識から実践的な応用技術までの習得を目指すものです.

また, 本コースでは知識の暗記にみられる受動的な学習を脱却し,自ら問題を発見し解決していく能力を身につけていくために, 課題解決型学習(Project-Based Learning; PBL)を実施します.

複数のセキュリティPBLを通して,社会人・学生という社会の縮図となる広いダイバーシティを持つグループで協力し,情報社会に密接した課題へのセキュリティソリューションに臨みます.これにより,実践的なセキュリティ技術・知識のみならず,コミュニケーション能力や協働力,指導力の習得も目指します.PBL演習については,Face to Faceで土日に実施し、1回のPBLが1回の週末で終わるように設定します。

また, 講義の遠隔配信を行うため, リアルタイムの講義に加えて, ビデオによる聴講も可能です。

26. まちづくりデザイン学 概要

澤木昌典 先生[工学研究科]

本教育プログラムにおいては, これからのまちづくりに携わろうとする人に必要とされる, 「かたち」「しくみ」「こころ」の形成のあり方に関するデザイン力を, 生活の質の向上, 産業の活性化, 社会サービスの効果的な提供などの視点から, 養うことを目指します。そのため, 工学研究科の地球総合工学専攻, 環境・エネルギー工学専攻, ビジネスエンジニアリング専攻, そしてCOデザインセンターの計画学分野の教員が提供する, 主に居住まちづくり, 交通まちづくり, 環境まちづくり系の諸科目を基礎として学び, 具体の地域・まちづくりデザインにおいて, これらの要素を総合化力を養うという授業体系を備えています。 教育目標としては, 以下の5点を置いています。

  1. 現実のまちが抱えている問題発見と課題抽出能力の養成
  2. まちづくりデザインを構成する各分野における基礎的知識の習得
  3. 課題解決のための各分野における実践技術の習得
  4. 各分野における個別デザイン能力の養成
  5. 具体の地域における総合的デザイン能力の養成

27. 高度溶接技術者プログラム 概要

浅井知 先生[工学研究科]

このプログラムでは, ものづくりに欠かせない世界に通用する溶接技術の知識を獲得できるようにカリキュラムを組んでいます。プログラムを修了し, 就職してから生産現場において, 4年以上の実務経験を積むとともに, より実際的な知識の修得に努めると, 国際溶接学会(IIW)によるIIW溶接技術者資格制度の受験資格を得られます。このプログラムでは, 工科系大学卒以上が資格要件となっているIWE(International Welding Engineer)の受験資格を得るために科目を整備しました。この資格を持つということは, 世界に通用する溶接技術の知識と能力と経験を有していると国際的に認められることになるため, グローバルに活躍するエンジニアを目指している人には心強い資格です。このプログラムを通じて, 「知力・体力・活力」がそろった元気で打たれ強い人, 専門力を持ち, ものづくりのイノベーションを起こせる人を養成したいと考えています。単に資格取得だけを目的とするのではなく, 「ものづくり」を支え, 人から尊敬されるような仕事のできる「スーパーIWE」になってほしいと願っています。

28.量子エンジニアリングデザイン研究特別プログラム 概要詳細

森川良忠 先生[工学研究科]

英語による教育プログラムを, 副プログラムとして開講しています。

複数の研究科・専攻から科目選択ができ, 幅広い知識をもった研究者を育成します。特に希少元素代替材料の開発, 太陽電池, 水素燃料電池等の環境に優しい高効率エネルギー・省資源材料技術の開発に貢献する研究を推進しています。

The “Quantum Engineering Design Course (QEDC)” aims to equip the new generation of young scientists with cutting edge research skills necessary to anticipate and adapt to the ever-changing needs of the society, and a broad perspective of Science, Technology, and Society.

29. 環境イノベーションデザイン学 概要詳細

下田吉之 先生[工学研究科]

オープンイノベーション教育研究センター(COiRE)は全学の修士学生を対象とした大学院高度副プログラム「環境イノベーションデザイン学」を開講し, サステイナビリティに関する俯瞰的な知識とその学問的アプローチを学ぶ機会を提供します。本プログラムでは, サステイナビリティや環境問題に関する様々な学問領域の俯瞰的な理解に加え, 持続可能な社会を具現化するために必要な多様な分野の研究成果・シーズを将来ビジョンへと結び付けることで, 社会の中でイノベーションを誘導していくための新しい学問的アプローチ(環境イノベーションデザイン)を学びます。座学に加え, 実践力を培うためにグループワーク, 実地見学や短期プログラム等を実施し, 現場の人たちや他大学の学生と交流する場も提供します。この教育プログラムを通じて, 大阪大学の学生がサステイナビリティや環境イノベーションデザイン学の知識と考え方を身につけ, それぞれの分野での専門家として広く社会で活躍することを期待しています。

30. 科学技術をイノベーションにつなぐために 概要

山本孝夫 先生[工学研究科]

科学技術をイノベーションに繋ぎ社会に役立てる意欲を持つ理工学系の院生が主対象ですが, 技術の社会実装に興味がある経営系の院生もOKです。そんな方の近未来の仕事は研究機関や企業での研究開発だけでなく, 技術を活用するビジネスの企画立案やマネジメントです。これに対応する知識と能力の育成が目的です。阪大の産学連携体制を背景に企業からの連携教員も参画します。興味ある科目だけの履修もOKです。

  • 理工系院生の近未来の仕事の社会状況, 産業界の動向, 求められる能力
  • 研究や技術が社会課題を解決し社会的意義や価値を持つことの重要性と事例
  • 広く集めた既存の技術・事業との融合で価値を持たせるオープンイノベーションと知的財産や技術標準の重要性
  • 研究の企画や進め方, 新技術の扱い方, 成功や失敗の要因

三つの授業形態を含みます,

  1. 理工系の院生向けの基礎的な経済戦略や経営管理の座学。
  2. 研究成果の事業化プランを立案する演習
  3. 用意された実ケースを題材に考え発言・討議するケース授業:社外に技術を求めたオープンイノベーション, 新技術からビジネスに至った事例, 異分野ベンチャーと大企業との融合による経営革新。

31. デジタルヒューマニティーズ:分析方法論と実践 概要

田畑智司 先生[言語文化研究科]

当プログラムは,自然言語処理のモジュールとコーパスマイニング,統計数理解析に関するモジュールによって構成されています。それぞれのモジュールで基礎理論と応用実践の方法論を有機的に組み合わせて教授します。特に,データ解析のための統計数理モデルに関する講義を行うとともに,実践的なコーパス分析から解析結果の視覚化(Visualization)技術を応用し,いわゆる 'Distant Reading' (Franco Moretti, 2013)の演習を行います。提供するコースワークを通して,デジタル化した人文学的データを的確に処理し,ニーズに合致した情報の鉱脈を掘り当て活用する高度な「デジタルヒューマニティーズ・リテラシー」を修得することが可能になります。受講生の皆さんの積極的な参加をお待ちしています。

32.文化と植民地主義 概要

伊勢芳夫 先生[言語文化研究科]

グローバル化した産業・金融・流通の世界システム, 国境を越えた人的・文化的交流, 難民やテロリズム等, 今日の複雑な国際関係を研究するとき, 18世紀以降の旧大英帝国をはじめとするヨーロッパ諸帝国による植民地支配の拡大による世界各地の共同体と伝統的な言語文化への甚大な影響を無視して考えることはできません。現代の日本についても同様です。このような研究をするにあたって, エドワード・サイードの『オリエンタリズム』(1978年)をはじめ, ポストコロニアル研究が様々な示唆を与えてくれます。

本プログラムは, このポストコロニアル研究を踏まえ, ポストコロニアル理論とその関連理論(現代超域文化論, 英文学作品研究演習, 言語文化理論研究), 旧植民地やその先住民の言語文化(言語文化変容論), 日本文化(現代超域文化論)などを検討することにより, 受講生の理論的な理解力や様々な言語文化に対する分析力を高めることを目的としています。

このプログラムを受講することにより, われわれが生きている世界に対する知見を深めることに役立つでしょう。

世界, そして日本に対する認識を問い直そうと考えている人なら誰でも, 歓迎します。

33. グローバルリーダーシップ・プログラム 概要

野村美明 先生[国際公共政策研究科]

リーダーシップは, 社会生活のあらゆる場面で求められている能力です。

「社会に対して何かをしたい」と周りの人に呼び掛けたときに, 既にあなたはリーダーシップを発揮しているのです。リーダーシップは, 企業や政府などの組織のトップのためにあるわけではありません。皆で何かを成し遂げたいと願うあらゆる人に必要なものなのです。

グローバルリーダーシップ・プログラム(GLP)では, 国際社会にとどまらず地域社会でも活躍できる人を育てることをめざしています。特長は「本物から学ぶ」ことと「やってみる」こと。ディスカッションを重視した対話的授業, 合宿, ケーススタディ, 他大学との合同模擬事例演習で, リーダーシップに必要な聴く力, 交渉力や説得力を身につけます。

GLPの教育方針は, 学生が主体となって教員や企業などのパートナーと共に授業やプロジェクトを企画し運営することです。企画, 実施, 観察, 気づき, 変容を反復練習することによって, 自然と人のために行動するリーダーシップを身につけることができるのです。

プログラムを通じて, 専門や国籍や年齢を超えて活動できるリーダーが巣立って頂ければ幸いです。

34. 感染症学免疫学融合プログラム 概要詳細

岩本亮 先生[微生物病研究所]

新型インフルエンザやAIDS, マラリアなど感染症の治療には, 宿主側の免疫応答の理解が欠かせません。また常在微生物の免疫系に対する影響が, 自己免疫疾患の発症にも大きく寄与しており, このような疾患の治療にも微生物と宿主の相互作用の理解が不可欠です。こうした背景から, 従来別個の学問として発展してきた感染症学と免疫学の両方に精通している研究者の育成が喫緊の課題となっています。

本プログラムではそのような研究者の養成を目指し, 微生物病研究所・免疫学フロンティア研究センター・医学系研究科という感染症学, 免疫学のトップレベルの研究者が多数集積する有利な環境を最大限に生かした教育を行います。感染症学・免疫学の第一線の講師陣による基本概念のレクチャーと関連領域の重要文献の抄読・議論, そして学外講師による最先端のセミナーによってプログラムを展開します。

本プログラムが想定する参加者は, 将来感染症学や免疫学の素養の活用を希望する基礎・臨床医学系や生物学系の人などです。このプログラムを学び終えた時には, 免疫学や感染症学のみならず, 将来出会う研究対象を, 多角的な視点で見られるようになってもらいたいです。

35. 蛋白質解析先端研究プログラム 概要詳細

栗栖源嗣 先生[蛋白質研究所]

蛋白質研究所は,生命機能を分子および原子のレベルで明らかにすることを目指して設立された研究所で,1973年に国産装置を用いてアジアで最初に蛋白質の立体構造解析に成功しました(テクノアライアンス棟玄関に,初期の産学連携の例としてパネル展示有).構造生物学研究の特徴は,装置利用の点では物理化学をベースとした計測科学であり,生物機能を明らかにすると言う点では,分子レベルの生物学である学際領域研究であることです.最先端の構造生物学研究を行うには,計測科学と分子生物学の双方の理解が不可欠です.

本プログラムでは,蛋白質研究所が得意とする構造生物学分野で,大型特殊装置や国際的データベースを利用した先端研究に触れながら,高度な専門性と幅広い見識を身につけたい人を歓迎します.大型特殊装置の開発担当者からの外部講師による講義も準備しています.プログラム中で興味のある講義だけの履修も歓迎しますので,積極的に応募してください.

集中講義の開講時期などプログラムの最新情報については詳細を確認してください.

36. インターカルチュラル・コミュニケーションの理論と実践 概要

村岡貴子 先生[国際教育交流センター]

グローバル化・多文化化が進む現代社会において,世界と日本を考える上で必要な教養の獲得,実社会に出て求められる実践能力の基礎の養成がこのプログラムの目的です。また現代社会のインターカルチュラル・コミュニケーションに関する種々のトピックについて,問題意識を共有しつつ,自由な意見交換により,受講者は多様なものの見方を養い視野を広げることができます。

トピックは4人の教員が設定しており,1)言語の教育やコミュニケーションを分析する方法論の検討(質的分析を中心とした研究方法を理解し,自分の研究計画を検討する),2)書記言語によるコミュニケーション分析とアカデミック・ライティング(目的や読み手に応じた書記言語コミュニケーションの実践力を高める),3)言語文化教育論(多言語多文化的状況で行われる言語文化教育を言語政策の観点や時事問題から考える),4)多文化状況の中の市民社会(コミュニケーションの重要性が認められる多文化的な市民社会について多様な観点から社会や政治の問題を考える)など言語教育,文化,社会などの問題を分析しつつコミュニケーション上の問題を多様な観点から検討する授業を展開します。

37.予測社会医学プロフェッショナル育成 概要詳細

木村正 先生[国際医工情報センター]

悪化する医療環境を改善するため、新しいシステムを適用しようとするとき、システム導入による影響をシミュレーションし、その結果をふまえてシステムを修正し、現場に応用する。さらにはシステム運用の結果として生じた影響を検証し問題点を克服するためのシステム修正を行います。このようなプロセスが、より良い医療システムの構築には必須です。ただ単に欧米の医療システムを、現場を無視して安易に取り入れるだけではかえって混乱を招くだけで何の解決にもなりません。このプログラムでは、公衆衛生学・実験経済学・基礎統計学を基本的に理解し、それらを融合した医療経済学を、実践的研究を通じて学ぶ場を提供します。最初は大阪大学のメンバーを中心に開講しましたが、現在は、OBを中心に参加メンバーは総合環境地球学研究所、神戸大学、岐阜大学、奈良医大、甲南女子大学、流通科学大学、関西国際大学、岐阜医療科学大学など大学横断的な議論がなされています。さらに行政担当者(兵庫県、岐阜県)のメンバーも参加する実践的なプログラムです。

38. メディカルデバイスデザイン 概要詳細

岡山慶太 先生[国際医工情報センター]

患者さんを救えるのはお医者さんだけではありません。医療機器開発のプロになって, 世界の患者さんを助けませんか?

医療機器開発のプロジェクトマネージャー養成プログラムです。医療機器メーカーへの就職を考えている方, 医療行政関連で勤務を考えている方等は勿論, 医療機器に興味のある全ての方のためのプログラムです。社会人と一緒に学びますので, 積極的に動けば卒業後に役立つ出会いもあると思います。医療機器開発の目的は, 医療現場におけるニーズを的確に捉え, それを解決する機器を開発することです。臨床の場で使用する機器は, さまざまな法規制に対応する必要があり, 最終的にビジネスとしてのアウトプットを目指すものであるため, 組織作りから運営, 資金集め, 販売計画の策定までをチームで行う必要があります。医療機器開発に携わるメンバーとなるために必要な医学知識, 法規制, 倫理, 知財, 組織運営, 販売等のマネージメントについて学習し, 最新の医療機器に触れながら, 機器の構造, 特徴, 用途, 目的について, そして実際の医療機器開発の現場について講義と実習形式で学びます。※社会人, 学部生の受講も可能(当センターWEBよりお申込み下さい)

39. バイオメディカルインフォマティクス 概要詳細

野村泰伸 先生[国際医工情報センター]

医学・医療における科学的根拠に基づく広義の意思決定のため, あるいは限界資源下での最適医療を行うために必須の学問であるメディカルインフォマティクスについての実践的教育を行い, 臨床試験コーディネーターを育成します。人の健康への貢献を目的として行われる科学的研究の計画, データの収集, モデル化, 解析, 診断・評価・解釈において, 必要となる基礎的な知識を学び, 情報科学・数理科学・統計学など情報科学的基盤の学問をベースに, 理論や実験に代わる新たなアプローチとしてのインシリコ技術を, 実際の医学・医療分野の課題に適用できる能力を持った人材, 高度医療情報処理技術者やゲノム・蛋白情報解析技術者を育成します。実際には, データベースやアルゴリズム, 数理モデル, 信号処理・画像処理, シミュレーションなど多岐にわたる情報工学技術の臨床医学への応用を行えるようになるための講義を行います。最終的には, 新薬の効果のより客観的な評価を行いうる能力を養い, 世界に通用するevidence based medicine(科学的根拠に基づく医療)を日本において中心的に推進する人材を養成することが目標です。

40. バイオマテリアル学 概要詳細

中野貴由 先生[国際医工情報センター]

21世紀の疾病治療は、ゲノム情報、トランスクリプトーム情報、プロテオーム情報、細胞情報等が駆使されていくと思われます。臓器移植に代わる手段と考えられた人工臓器に関する研究も、高分子材料、金属材料、セラミックス材料分野での進歩と歩調を合わせるかのように広がりを見せ、透析システムや人工肺等が格段に進歩し医療現場で不可欠な存在になっています。高分子ナノ粒子で代表されるように、材料分野ではナノテクノロジ-との融合が進み、より高機能な材料が医療に生かされることが予測されます。さらに生きた細胞そのものをも「薬」あるいは「素材」と見なした細胞療法(再生医療、細胞性製剤)や、細胞操作による組織構築が新たに台頭し、今まさに薬物概念のパラダイムシフトが起こりつつあります。これら21世紀医療で不可欠となることが予想される新規治療薬としての遺伝子や蛋白質、また人工臓器、さらには細胞などを現実に生体に適用するためには、それらの作用を安定且つ最大限に引き出すことのできる、分子レベルでの設計を含めた科学技術の集大成が必要です。本プログラムでは、次世代型薬物、人工臓器等を設計するにあたって求められるインテリジェントマテリアルの開発とDDSを含めその医療応用について概説し、治療戦略を構築できる人材育成を目指します。

41.データ科学概要(1)概要(2)概要(3)概要(4)概要(5)概要(6)概要(7)詳細

内田雅之 先生[数理・データ科学教育研究センター]

数理・データ科学教育研究センターのデータ科学部門は、大阪大学大学院各研究科に在籍する大学院生を対象として、大学院等高度副プログラム(博士前期課程相当)「データ科学」を提供しています。本プログラムは、統計数理コース、機械学習コース、人文社会統計学コース、経済経営統計学コース、保健医療統計学コース、ビッグデータ&データサイエンティストコース、Statistics-in-English Course、医学統計学コースの8コースから成り、受講者はいずれか(複数可)を選択します。本プログラムの修了者が携わる業務として、

  • メーカー等におけるデータサイエンティスト
  • 製薬会社のバイオスタティシャン
  • 調査会社(市場調査,マーケティング)のデータアナリスト
  • コンピュータのスキルを活かすIT技術者・システムアナリスト
  • 公的データを大量に扱う公的機関の分析官

等があげられます。また、国際的に活躍できる統計科学、機械学習、社会科学や医療保健・疫学の教育研究者を目指す修了者もいます。

本プログラムで提供される学際融合教育を通じて、データ科学分野で活躍する次世代リーダーとなることを期待しています。

42. 数理モデル 概要(1)概要(2)概要(3) 詳細

小林孝行 先生[数理・データ科学教育研究センター]

「数理モデル」は数理・データ科学教育研究センター(MMDS)モデリング部門(DMM)が提供する大学院等高度副プログラムです。これは,大阪大学大学院各研究科に在籍する大学院生を対象としたもので,応用数学コース,システム数理コース, 数理工学コースの3コースを設けています。履修生はいずれか,もしくは複数のコースを選んでこのプログラムを受講することができます。また,いずれのコースも,共通科目や集中授業も一部採用し, 柔軟な教育形態としています。

数理モデルを用いて具体的実体を記述し, 数学解析と数値シミュレーションを用いて現象を予測する能力は社会的な要請も高く,大学院生の進路先の拡大にも繋がっています。「数学イノベーション」が声高に言われている現在,技術革新と社会構造の変化に対処し, 新規性のある研究を牽引する人材が必要とされているのです。

領域横断的な科学技術だけでなく,産業との協働も視野に入れた新規分野や国際的分野など広い知見を得ることも出来ます。本プログラムは, 修了生が数理モデルを自在に操るスキルを習得し, 社会や学術研究に還元できることを目指す, DMMの活動の中心なのです。

43-46. ナノサイエンス・ナノテクノロジー高度学際教育研究訓練プログラム 概要検索画面 ※キーワードに「ナノ」と入力 詳細

伊藤正 先生[ナノサイエンスデザイン教育研究センター]

学生の皆さんが大学や社会で活躍するためには,知識を学ぶだけでなく,獲得した知識をアレンジし,デザインする知恵が必須です。この知恵を育み実践するのが本プログラムです。

MCプログラム:学際横断的講義群を選択でき,実習では自分の専門分野以外の手法を実際に学べ,現役の企業研究者・技術者によるキャリアアップ講義では自分の研究の社会での位置づけを知ることができ,卒業後のキャリアパスを考える機会にもなります。

DCプログラム:自分の研究に加えて,将来のキャリアパスに繋げるための産学リエゾンPAL教育研究訓練,博士研究へ新境地を付加できる学際萌芽研究訓練があります。

共通プログラム:土曜講座では,科学の社会性や技術デザインについて社会人を交えての討論という貴重な体験が出来ます。英語での海外大学とのTV交換講義,招へい欧米教員による夏の学校があるので,グローバルな感覚を養うために是非とも挑戦して下さい。

社会に出てから幅広い考えのキャリアパスに繋がったとの先輩の声もあります。自分の専門の殻から飛び出して違った視点から自分の研究を眺め,新たな発見や体験をしたいという意欲的な学生諸君の参加を歓迎します。

47. 知的財産法を修得した人材育成 概要

甲野正道 先生[知的基盤総合センター(知的財産部門)]

<趣旨> 本プログラムでは,理系・文系を問わず様々な領域の研究を行っている大学院生が,知的財産法に関する知識を修得することを目標としています。

<概要・特徴> 本プログラムでは,学生が主専攻の時間以外で履修できるようにするため,中之島センターで夜間に実施しているプログラム(知的財産法プログラム(特別コース))の授業を受講していただくこととしています。開講科目として,特許法や商標法のほか,著作権法,不正競争防止法など幅広い知的財産法の科目が用意され,そのうち8単位以上の取得がプログラム修了要件となっています。各科目の担当教員は,知的財産法の研究者はもとより,弁護士・弁理士・公務員等の実務家も含まれており,幅広い視点から知的財産法を学習することができます。

<進路等> 進路としては,専門的な職業として弁理士があります。また,企業の法務部や知的財産部,エンターメント業界での勤務も考えられます。

48. 大阪大学未来の大学教員養成プログラム 概要詳細

佐藤浩章 先生[全学教育推進機構教育学習支援部]

大学教員を目指す大学院生の皆さん, 教育力のトレーニングは十分ですか?

今, 大学の現場では, 研究力はもちろん, 教育力が必要です。面接の際には, シラバスや模擬授業を求められることも多くなってきました。このプログラムでは, アカデミックな高等教育機関である大学という文脈のもと, 教育学の理論と実践を融合させながら, 大学教員として教壇に立つための様々なノウハウや就職時の公募書類の書き方を学びます。

また研究科を越えた豊かな人間関係を構築できることも, このプログラムの魅力の一つです。授業時間外での交流の機会も用意しており, 授業終了後も続くネットワークができます。

本プログラムは, 大阪大学の教職員に研修プログラムを提供している全学教育推進機構教育学習支援部所属のスタッフが責任をもって担当します。http://www.tlsc.osaka-u.ac.jp/

このような授業を提供している日本の大学は限られています。大学教員志望の方はもちろん, 人材育成や人を教えることに興味がある大阪大学の大学院生には強く受講をお勧めします。

49. 公共圏における科学技術政策 概要詳細

小林傳司 先生[COデザインセンター]

現代社会における科学技術政策は, 社会の駆動力としての科学技術のあり方を形成する重要な政策となっています。一方で当然のことながらその政策は, 科学技術の研究者集団のための振興策に尽きるものではありません。これからの科学技術政策は, 世の中の人々の科学技術や公共政策に対する期待や懸念に答えるものでなければならないのです。

そうした社会の期待や懸念を把握するために必要なのは, 研究者コミュニティや産業界, 政策立案者のみならず, 一般の市民も含めた多様な人々や組織・集団が, 直接・間接に議論し, 熟慮を深め, 自ら期待と懸念を顕在化し共有していく参加・関与・熟議のプロセス, すなわち科学技術への公共的関与であると私たちは考えています。

本プログラムでは, 自分自身の専門分野の枠組みを超えて, 多角的に科学技術と社会の諸問題を理解し, 学問と政策・社会の間を“つなぐ”ことのできる人材の育成を目指しています。各授業では, 学生間のディスカッションを重視しており, 多様な専攻の院生が参加することのできる授業科目を提供しています。

50. ソーシャルデザイン 概要(1) 概要(2)概要(3)詳細

辻田俊哉 先生[COデザインセンター]

国内外における多くの社会的課題では, 多領域・分野にまたがる要因が複雑に絡み合っています。従来のような単一型の処方箋では, 副作用が生まれるケースや, 一分野における理論的アプローチでは, 解決の方策が見出されても, 多様なステークホルダーの支持が得られず, 社会における実践が困難となるケースも見受けられます。

本プログラムでは, ローカルからグローバルまでの多様なレベルにおける社会的課題の解決に向け, 課題の発見・解決プロセスの始点から, 多世代(高齢者, 学生, 子供, 将来世代)と, 多様な人々(異なる専門を持つ学生や教員, 産官民セクター, 健常者, 障がい者, 外国人等)を巻き込み, 共に新たな価値を創造できる, 「共創(Co-creation)」による「ソーシャルデザイン」に寄与できる人材の育成を目指します。

社会課題の発見・解決方法に関心があり, チームで課題解決に向けたプロジェクトに取り組む意欲を持つ学生を歓迎します。

51.社会の臨床 概要詳細

本間直樹 先生[COデザインセンター]

異なる文化背景, 病気をもつ, 障害をもつ, ジェンダーに由来するもの, その他社会的に困難な状況におかれる人など, 既存の社会・集団・文化のなかで基準化, 主流化されたものによって周縁化され劣位に置かれる境遇(マイナー性)を生きる人々が経験する現実は, その社会の抱える根本問題に対する洞察を豊かに含んでいます。本プログラムは, 既成の分野や専攻の枠組みを超えて, そうしたマイナー性とマイナー性ゆえに引き受けられる〈ヴァルネラビリティ(弱さ)〉に根ざす知をともに見極め, あらたな社会の創生のための協働的・臨床的知の育成をめざします。

関連するテーマ:当事者研究, 障害学, フェミニズム, ジェンダー・スタディーズ, セクシュアリティ, 識字教育, 臨床哲学, 多文化共生ほか)

大学院科目等履修生
科目等履修生に関する問い合わせ先

対象:社会人

大学院等高度副プログラムの一部では、社会人の皆さんを積極的に受け入れています。受講者は科目等履修生として在学し、各プログラムの所定要件を満たすことで、プログラム修了認定証が授与されます。このプログラムは、学校教育法105条でも位置づけられたプログラムです。

52. 課題発見型医療・ヘルスケアソリューションデザインプログラム 詳細

坂田泰史 先生[医学系研究科(医)]

超高齢化が進む現代, 医療・ヘルスケア分野で求められるニーズは, 急性/慢性疾患, 在宅での患者管理, 疾患予防など, 多様化が進んでおります。一方で, 技術主導で開発された医療・ヘルスケア機器が市場のニーズに合致せず, 苦戦する事例が数多く見受けられます。

そこで, 本プログラムでは, 『臨床現場で本当に求められているニーズは何か?』を出発点とした現場発の課題発見型医療・ヘルスケアソリューション開発を実現するために必要なデザイン手法を学びます。具体的には, さまざまな分析手法で政策・社会環境といった幅広い視点をおさえながら, マーケティング, 知財戦略, 規制・保険償還対応等を検討しながら進める必要があります。本プログラムでは, そのプロセス概要ならびに開発技術を学ぶことを目的とします。

医療現場の本当の問題を解決したい, 患者のために医療の質の向上や効率化を実現したい等, 医療・ヘルスケア分野の課題に深い関心をお持ちで, イノベーションに意欲を持つ方を歓迎いたします。

ぜひ, 一緒に取り組んでいきましょう!

53. 健康医療問題解決能力の涵養 詳細

磯博康 先生[医学系研究科(医)]

本プログラムは, 健康医療問題の解決のための基本知識, 技能を習得するため, 医学系研究科修士課程の公衆衛生学コースの授業である, 疫学総論・各論, 健康環境リスク論, 行動医学・健康科学, 健康政策学, ライフサイエンスの倫理と公共政策学, 経済学・経営学の基礎理論, 医療経済・経営入門, 医療・法・裁判, 死因究明学, 国際感染症学, 医療安全リスクマネージメント学総論, 精神・身体健康増進学各論, 医学統計学総論・各論, グローバルヘルス学総論, 医療経済産業政策学総論・各論といった多様な科目を提供しています。開講時間は, 平日夕方, 土曜日, 夏季集中とし, 多様なバックグラウンドを有する学生に門戸を開放します。

さらに, 本プログラムは, 科目等履修制度や公開講座として, 社会経験の豊富な学生が多く参加して, 健康医療問題について活発な議論を行う場を提供しています。社会で生活している人々の健康という, 医科学を超える問題に対する解決能力を持つ人材の育成を目指しており, 健康医療問題に関心があり学ぶ意欲のある学生を歓迎します。

54. 重症心不全・移植専攻医育成プログラム詳細

坂田泰史 先生[医学系研究科(医)]

重症心不全の生命予後はがんなどの悪性疾患と比較しても不良であり, 重症心不全患者の生活強度や生活の質は著しく低下します。我が国においては, 心不全症例の増加が見込まれている中にあって, 重症心不全に対する診療医養成システムは全国的に未整備であり, 結果として人材育成不足が深刻となっています。大阪大学は, これまで薬物療法, 非薬物療法, 補助人工心臓や心臓移植医療を含めた重症心不全治療拠点として, 全国各地の病院から重症例を受け入れる最後の砦としての任を担ってきました。本プログラムでは, 重症心不全の診療に際して必要とされる循環器内科学, 心臓血管外科学, 画像診断学, 病理診断学, 在宅医療などの知識および技術を, 各分野のエキスパートからの講義や実習・演習により習得することを目指します。様々な医療機関とも連携し, 広範囲にわたる教育プログラムを構築し, 効率的な教育を行います。後期研修医以上の医師を対象に, 講義や実地臨床における実習を含んだ1年間の教育プログラムを実践し, 重症心不全診療に対応できる倫理観を兼ね備えた医師の育成を目指します。

55. 死因診断能力の向上と死因究明の攻究

[医学系研究科(医)]

近日公開予定

56. スポーツ医科学研究プログラム詳細

中田研 先生[医学系研究科(医)]

本プログラムは,スポーツや健康増進に関わる医学・科学的研究手法を学び,スポーツ界のリーダー,スポーツ研究指導者に必要な基礎と応用知識の習得を目的としています。

また,スポーツ庁主導事業への参加,日本スポーツ振興センター(JSC),国立スポーツ科学センター(JISS),他大学,企業と連携・協力して実施している「スポーツ研究イノベーション拠点形成事業(SRIP)」などのスポーツ医科学研究のプロジェクトの研究取り組みなど,視野を広げる内容を充実させていることも特長です。

本プログラムではスポーツ医科学研究者として,世界のスポーツ界で指導,研究,マネージメントを行えるマルチプル人材,グローバルイノベーターに必要な基礎を学べます。そして,スポーツ障害治療,予防,選手育成と強化の秀でた知識とマネージメント能力をもち,将来のスポーツ機関(スポーツ庁,JSC,JOC, JISSなど)など日本のスポーツ界を牽引するのみならず,国際オリンピック委員会(IOC),国際サッカー連盟(FIFA),FMARC,国際テニス連盟(ITF)など国際スポーツ機関で貢献できる人材の育成を目指しています。

在宅医療の充実における看取り向上のための検案能の涵養

[医学系研究科(医)]

近日公開予定

58. 医学倫理・研究ガバナンスプログラム

[医学系研究科(医)]

近日公開予定

59. 多死社会における死後画像診断能力の向上

[医学系研究科(医)]

近日公開予定

60. 訪問看護師向け死因診断能力向上プログラム

福井小紀子 先生[医学系研究科(保)]

今後の我が国で急速に進む高齢多死社会において, 在宅看取りが増えていくと予想される中で, 社会はより充実した在宅での看取りケアを求めている。他方で, 多死社会において, 1人1人の死を振りかえり, その死因を究明していくことは, 看取り期におけるケアの充実につながると考えられる。

このケアの支え手として第一に期待されるのが, 訪問看護師等の地域で看取りケアにあたる看護師であるといえる。

このプログラムは, これら在宅看取りのプロセスを担う看護師として活躍している者, あるいは, これから従事しようとしている看護師を主な対象として想定する。そして, 本科目は高度実践プログラムとして位置づけられ, 本科目を履修することにより, 死因診断を含めたより良い看取りケアを実践するための知識とスキルが獲得可能となる。

61. 安全なデータ利活用のためのプロフェッショナル人材育成プログラム

宮地充子 先生[工学研究科]

情報セキュリティは, 技術部門の問題ではなく,今や,情報セキュリティガバナンスという用語にみられるように組織全体で取り組むものです。一方,ビットコインにみられるように,情報セキュリティ技術は経済活動にも大きな影響を与えます。本コースでは,情報セキュリティガバナンスや法制の基礎, セキュリティ脅威の分析から, マネジメントにおける社会制度の現状と課題等に関する講義, 新技術やセキュリティ問題に関する講義などにより,情報技術の社会システムと組み合わせ, 社会システムにセキュリティ技術を適用できる深い知識の獲得と, 現場知識の涵養を目指します。

さらに,知識の暗記にみられる受動的な学習を脱却し,自ら問題を発見し解決していく能力を身につけていく能動的な課題解決型学習(Project-Based Learning; PBL)を提供します。PBLでは,社会人・学生という社会の縮図となる広いダイバーシティを持つグループで協力し,情報社会に密接した課題へのセキュリティソリューションに臨みます。これにより,実践的なセキュリティ技術・知識のみならず,コミュニケーション能力や協働力,リーダシップ力の習得も目指します。PBL演習はFace to Face で行うため,社会人が働きながら参加しやすいように, 土日等の実施, PBL(1単位)が集中2日間で終わるように設定します。

また, 講義は遠隔配信を行うため, 職場や自宅でのリアルタイムの受講に加えて, ビデオによる聴講も可能です。

62. デジタルヒューマニティーズ:分析方法論と実践

田畑智司 先生[言語文化研究科]

当プログラムは,自然言語処理のモジュールとコーパスマイニング,統計数理解析に関するモジュールによって構成されています。それぞれのモジュールで基礎理論と応用実践の方法論を有機的に組み合わせて教授します。特に,データ解析のための統計数理モデルに関する講義を行うとともに,実践的なコーパス分析から解析結果の視覚化 (Visualization) 技術を応用し,いわゆる 'Distant Reading' (Franco Moretti, 2013) の演習を行います。提供するコースワークを通して,デジタル化した人文学的データを的確に処理し,ニーズに合致した情報の鉱脈を掘り当て活用する高度な「デジタルヒューマニティーズ・リテラシー」を修得することが可能になります。受講生の皆さんの積極的な参加をお待ちしています。

63. インターカルチュラル・コミュニケーションの理論と実践

村岡貴子 先生[国際教育交流センター]

グローバル化・多文化化が進む現代社会において,世界と日本を考える上で必要な教養の獲得,実社会に出て求められる実践能力の基礎の養成がこのプログラムの目的です。また現代社会のインターカルチュラル・コミュニケーションに関する種々のトピックについて,問題意識を共有しつつ,自由な意見交換により,受講者は多様なものの見方を養い視野を広げることができます。

トピックは4人の教員が設定しており,1)言語の教育やコミュニケーションを分析する方法論の検討(質的分析を中心とした研究方法を理解し,自分の研究計画を検討する),2)書記言語によるコミュニケーション分析とアカデミック・ライティング(目的や読み手に応じた書記言語コミュニケーションの実践力を高める),3)言語文化教育論(多言語多文化的状況で行われる言語文化教育を言語政策の観点や時事問題から考える),4)多文化状況の中の市民社会(コミュニケーションの重要性が認められる多文化的な市民社会について多様な観点から社会や政治の問題を考える)など言語教育,文化,社会などの問題を分析しつつコミュニケーション上の問題を多様な観点から検討する授業を展開します。

64. 金融・保険 詳細

[数理・データ科学教育研究センター]

近日公開予定

65. ナノサイエンス・ナノテクノロジー高度学際教育研究訓練プログラム(社会人教育) 詳細

伊藤正 先生[ナノサイエンスデザイン教育研究センター]

学生の皆さんが大学や社会で活躍するためには,知識を学ぶだけでなく,獲得した知識をアレンジし,デザインする知恵が必須です。この知恵を育み実践するのが本プログラムです。

MCプログラム:学際横断的講義群を選択でき,実習では自分の専門分野以外の手法を実際に学べ,現役の企業研究者・技術者によるキャリアアップ講義では自分の研究の社会での位置づけを知ることができ,卒業後のキャリアパスを考える機会にもなります。

DCプログラム:自分の研究に加えて,将来のキャリアパスに繋げるための産学リエゾンPAL教育研究訓練,博士研究へ新境地を付加できる学際萌芽研究訓練があります。

共通プログラム:土曜講座では,科学の社会性や技術デザインについて社会人を交えての討論という貴重な体験が出来ます。英語での海外大学とのTV交換講義,招へい欧米教員による夏の学校があるので,グローバルな感覚を養うために是非とも挑戦して下さい。

社会に出てから幅広い考えのキャリアパスに繋がったとの先輩の声もあります。自分の専門の殻から飛び出して違った視点から自分の研究を眺め,新たな発見や体験をしたいという意欲的な学生諸君の参加を歓迎します。