第6次パンキョー革命(学生・教職員懇談会)「阪大を変える!世界一に変える」を開催します!

「パンキョー革命」は、大阪大学における全学共通教育のより良い在り方について、学生と教職員が対話しながらともに考えていく企画です。
今回は「阪大を変える!世界一に変える!」をテーマとし、新入生と上回生、教員、職員が一緒になって語り合いたいと思います。

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日時
2012年6月28日(木)14:00-17:30
※途中参加・退室も可能です。
※終了後に懇親会があります。(学生無料!)
場所
ステューデント・コモンズ1階 開放型セミナー室

1.ゲスト講演「真の「パンキョー革命」のために-日本の大学の現状と問題点及び海外大学先進事例紹介-」
講師:山内太地(大学研究家)

2.グループディスカッション「グローバルキャンパスの実現に向け、我々が取り組むべき課題は何か」

参加登録者の中から抽選でワニ博士の縫いぐるみが当たります!

開催報告

2012年6月28日(木)14時00分より開放型セミナー室(ステューデント・コモンズ1階)にて「第6回 学生・教職員懇談会(パンキョー革命)」を開催しました。このイベントは、共通教育のよりよい在り方を学生と教職員が対話をしながら、共に考えていくために企画されています。今回はグローバル化の社会情勢や大学教育の実質化という政策動向などを踏まえ、「阪大を変える!世界一に変える!」をテーマとして設定しました。参加者は65名(学生40名、理事1名、教員12名、職員6名、学外者6名)を数えました(この他に受付をせずに講演を聴講した参加者が数名います)。

イベントでは、江川温全学教育推進機構長の挨拶の後、大学研究家でフリーライターの山内太地氏より「真の『パンキョー革命』のために~日本の大学の現状と問題点及び海外大学先進事例紹介~」と題した講演が行われました。アメリカの大学教育の現状や日本の大学教育の問題点などについて御紹介いただき、講演後にも活発な意見交換がなされました。

後半のグループワークでは、前半の講演内容を踏まえて、「大阪大学が2031年に世界で10番になるために、学生・教職員・大学は何をしていかなければならないか?」をテーマに話し合いをしてもらいました。各グループでは、双方向型授業・少人数制授業への転換、語学力の強化、授業での留学生との交流、学ぶ意思の涵養といった授業・学習に関すること、学生と教員の交流を深めることなどが議論されました。さらに、全寮制にする、芸術分野を拡充する、上手に寄付を募るといったことも話し合われました。グループワークの結果報告、山内氏のコメント、景品抽選会の後、閉会の挨拶では、東島清大阪大学理事・副学長より、今後も教育改善を進めていきたい旨の締めくくりの挨拶がなされました。

事後アンケートでは、良かった点としてゲスト講演が最も多くあげられていましたが、次いで教職員とのディスカッションや一体感も高い評価を得ました。進行や雰囲気作りに対する肯定的な意見もあり、全体としては企画・運営は上手く行ったと言えるのではないでしょうか。しかし一方で、開催時間帯の設定、ディスカッションの人数、議論の深め方などについて課題も指摘されました。これらの意見を踏まえて、より多くの幅広い学生・教員・職員を巻き込みながら対話を継続し、さらに広がりのある取組にしていくことで、阪大の教育改善に貢献できるようにしていきたいと考えています。

タグ:  パンキョー革命