平成24年度・共通教育ティーチング・アシスタント研修報告

平成 24年 4月 4日(水)13:00~15:00大講義室、ステューデント・コモンズ

平成 24年度の共通教育授業科目を担当するティーチング・アシスタント(以下、TAと表記)を対象とした研修が、 4月 4日(水)に大講義室およびステューデント・コモンズを会場に行われた。TAの制度は、共通教育においてきめ細かい指導を実現するとともに、当該学生には教育者としてのトレーニングの機会を提供するという二つの目的を有している。今回は、TAが教育の機会であるとの意義を理解してもらうよう、ディスカッションを中心とした内容を新規に導入し、新たにTAに従事する者を中心に206名が参加した。

最初に、江川温全学教育推進機構長から、本学の教育理念、教養教育の概要が説明された。次に、岡島昭浩教授(前TA活用専門委員会委員長)から、TA制度の基本的な趣旨、職務内容等を中心に、TAの位置づけと業務等についての説明がなされた。さらに、齊藤貴浩准教授 (前・同委員会委員 )から、参加者に配布された「大阪大学 TAハンドブック」および「授業担当教員マニュアル」を参照しつつ、 TAとしての姿勢と従事する際に留意すべき点等が紹介された。

第二部は、前回のパネルディスカッションでは質疑応答が活発にならないとの反省をもとに、個別の説明会が行われている実験系の TAを除いて、語学系、情報系、講義系の3つのグループに分かれて討論が行われた。語学系は岩根久教授(言語文化研究科)と森祐司教授が、情報系は清川清准教授(サイバー)と堀一成准教授が、講義系は服部憲児准教授、中村征樹准教授、兼田英二教授が担当した。また、TA経験者として、語学系に山岡華菜子さん、情報系に池田圭さんと上田佑樹さん、講義系に小菅雅行さんと富田瑛智さんにご協力いただいた。参加者は95名と半数であったが、TA経験者からの体験談を参考としつつ、参加者がグループを形成して疑問を提示したり、意見をまとめたりといった活動を行った。高度な内容であったにも関わらず、みな積極的に参加する姿が印象的であった。第二部の内容は後日 web上にアップし、情報共有する予定である。

中央教育審議会大学教育部会は 3月 26日、「予測困難な時代において生涯学び続け、主体的に考える力を育成する大学へ」と題した審議のまとめを公表した。新聞等で話題となっているのは、学士課程教育の質的転換と学修時間の確保である。教育側の負担増は避けられず、 TAを含めた学習資源をいかに整備し、かつ有効に活用し、学生の主体的な学びを引き出すかが今後の課題であると考えられる。

TA研修 第二部

第二部の報告書はこちらから。

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