『ドーナツを穴だけ残して食べる方法』出版記念イベントを開催!:「ショセキカ」プロジェクト
現役阪大生が一から作り上げた書籍がついに出版!
大阪大学の学生が企画し、制作、出版、販売まで実際に手がける「ショセキカ」プロジェクトの成果として、2月14日、『ドーナツを穴だけ残して食べる方法 越境する学問ー穴からのぞく大学講義』が出版されます。
出版にあたって、紀伊國屋書店グランフロント大阪店において、「ショセキカ」プロジェクトによる出版記念イベントを行います。
イベントでは、執筆者や学生によるトークイベント、本書籍のテーマ「ドーナツを穴だけ残して食べる方法」に高校生・大学生が挑むプレゼンイベントなどのプログラムが予定されています。『ドーナツを穴だけ残して食べる方法 越境する学問ー穴からのぞく大学講義』では、大阪大学の多様な分野の研究者が、「ドーナツを穴だけ残して食べる」という一見矛盾した論題に各々のアカデミックな切り口から挑みます。
今回のイベントでは、「学問」をドーナツという身近なテーマで論じる本書の世界を、書籍とは違ったアプローチで多くの方に感じていただきたいと考えています。大阪大学の「知の資産」を学生自らが「本」というメディアを通して伝えるショセキカプロジェクトに、どうぞご注目ください。
出版記念イベント概要
場所: 紀伊國屋書店グランフロント大阪店
(グランフロント大阪南館6階/入場無料・先着順)
第1回:『ドーナツを穴だけ残して食べる方法』出版記念イベント
2月15日(土)14:00〜16:00
1部:高校生と考える「ドーナツを穴だけ残して食べるには?」
2部:「ショセキカプロジェクトのあゆみ」〜企画から本ができあがるまで〜
第2回:『執筆者対談イベント ドーナツの穴から覗く学びの世界』
2月23日(日)14:00〜15:30
ゲスト:大久保邦彦(国際公共政策研究科教授)
瀬戸山晃一(未来戦略機構第一部門特任教授)
第3回:『執筆者対談イベント ネット社会で「2ちゃんねる」は謎を生み出す?』
3月2日(日)14:00〜15:30
ゲスト:松村真宏(経済学研究科准教授)
『ドーナツを穴だけ残して食べる方法 越境する学問ー穴からのぞく大学講義』主要目次
第0章 ドーナツの穴談義のインターネット生物学的考察(松村真宏)
第1章 ドーナツを削るー工学としての切削の限界(高田 孝)
第2章 ドーナツとは家であるー美学の視点から「ドーナツの穴」を覗く試み(田中 均)
第3章 とにかくドーナツを食べる方法(宮地 秀樹)
第4章 ドーナツの穴の周りを巡る永遠の旅人ー精神医学的人間(井上 洋一)
第5章 「ドーナツの穴だけ残して食べる方法」と聞いて、あなたはこの命題から何を考えますか?ーミクロとマクロから本質に迫る(杉田 米行)
第6章 パラドクスに潜む人類の秘密ーなぜ人類はこのようなことを考えてしまうのか?(大村 敬一)
第7章 ドーナツ型オリゴ糖の穴を用いて分子を捕まえる(木田 敏之)
第8章 法律家は黒を白と言いくるめる?(大久保 邦彦)
第9章 ドーナツ化現象と経済学(松行 輝昌)
第10章 ドーナツという「近代」(宮原 暁)
第11章 法の穴と法規制のパラドックス〜自由を損なう自由をどれだけ法で規制するべきなのか?(瀬戸山 晃一)
第12章 アメリカの「トンデモ訴訟」とその背景(松本 充郎)
(世界のドーナツ)モンゴル、インド、スペイン、アラブ、イタリア、ドイツ、アフリカ、ハンガリーなど
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