教養教育歴史コーナー

全学教育推進機構の沿革

豊中キャンパスは浪速高等学校の敷地と建物を引き継いでおり、浪速高校本館は現在も大阪大学会館として使用されています。全学教育推進機構では、かつて尋常科の教室があった場所に位置する実験棟北部、サイエンス・スタジオBの前のスペースに、大阪大学の教養教育の歴史を紹介するコーナーを設置しました。

旧制浪速高等学校のステンドグラス
旧制浪速高等学校のステンドグラス

西向き入口から入ってすぐに飾られているステンドグラスは、大阪大学教養部の前身である浪速高等学校尋常科玄関を飾ったもので、大阪大学全学教育優秀賞の副賞のバッジのデザインのベースにもなっています。バッジのデザインには、伝統ある教養教育を学科首席・専攻首席として修めたという気概を持ちながら、学問の神髄を究めてほしい、という期待が込められています。

1921 年設立の旧制大阪高等学校、1926 年設立の浪速高等学校、1949 年の新制大阪大学の一般教養部の流れを引き継ぐ全学教育推進機構の沿革を7枚のパネルで紹介しています。