平成25年度一年生前期クラス代表懇談会(報告)

6月27日(木)の昼休み(12時10分-12時50分)を利用して、1年生の前期クラス代表懇談会が全学教育推進機構ステューデント・コモンズ2階セミナー室Iで開催された。この懇談会は、機構教職員と学生のクラス代表とが、授業・カリキュラムや学習環境など機構が関係する問題全般について話し合うために開催されている。今回、本部からは、学生部学生・キャリア支援課学生支援第二係の小谷係長、学生部学務課学務情報係の越智係長キャンパスライフ支援センターの太刀掛准教授、附属図書館利用支援課情報ナビゲート班の久保山専門職員をお招きした。1年生のクラス代表は83名が、教員は13名、職員は8名、合計104名が参加した。

懇談会は中村征樹准教授の司会で始まり、まず江川温機構長から、学生と教職員のコミュニケーションの回路を広げて建設的な話し合いの場にしようとのお話があった。続いて太刀掛氏より学生支援ステーションについて、久保山氏からはコモンズの利用に関するグループインタビューについての説明があった。服部憲児准教授からパンキョー革命について、堀一成准教授からガイダンス室、学習支援サイト「Study-Aid」について紹介があった。

今回は、事前アンケートでクラス代表から寄せられた要望・質問に対して回答が行われた。履修に関連して、履修登録の期間が短い、基礎セミナーなど自分で登録する必要のない科目を明確に示してほしい、ウェブシラバスを春休み中から見たいなどの要望が寄せられた。ウェブシラバスについては、すでにウェブで公開しており、入学者に周知していくための方策を検討したい、また、履修等に関連して要望や提案があれば利用できるものについては活用したいので寄せてほしいとの回答がなされた。基礎セミナーを好きなだけ受講したい、少人数・ディスカッション形式の授業を増やしてほしいとの意見もあった。食堂を日曜もあけてほしいとの声に対して、11時半~13時半までの試験営業を実施予定であり、その結果をみて判断したいとの回答があった。ミールカードが生協以外で使えないこと、そのことが販売時に周知されていないことに対する不満の声も寄せられた。サイバーメディアセンターの利用について、18時以降も横のドアから入館でき、21時半まで利用できるとの説明もなされた。イングリッシュカフェについて初心者用の段階を増やしてほしいとの意見に対して、ベーシック・クラスを開設したとのアナウンスもなされた。

今回は短い時間でできるだけ効率的に多くの意見をとりあげるため、事前アンケートとそれへの回答をまず行うかたちで進めたが、それで時間がつきてしまい、学生が対面で意見を述べる時間がとれなかった。クラス代表懇談会をより効果的・効率的に進めていくにはどうすればいいかが今後の課題であろう。

なお、当日、記入してもらった分も含めて事前アンケートで出た要望・意見と、それに対する回答は、全学教育推進機構のウェブ・ページに掲載する予定である。

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