平成24年度一年生後期クラス代表懇談会(報告)

12月11日(火)の昼休み(12時10分-12時50分)を利用して、1年生の後期クラス代表懇談会が全学教育推進機構ステューデント・コモンズ2階セミナー室Iで開催された。この懇談会は、機構教職員と学生のクラス代表とが、授業・カリキュラムや学習環境など、機構が関係する問題全般について話し合うために開催されている。今回は、本部からは、学生部学務課学務情報係の脇坂係長、学生部学生キャリア支援課の小西総務係長、岡本係長、学生支援ステーションの太刀掛俊之准教授をお招きした。

1年生のクラス代表は64名が、教員は16名、職員は7名、合計87名が参加した。懇談会は中村征樹准教授の司会で始まり、まず江川温機構長から、大学をより良い学びの場と変えていくために忌憚のない意見をどしどし出して欲しいとのお話があった。続いて太刀掛氏より学生支援ステーションの機能の説明があり、気軽に利用して欲しいとのお話があった。服部憲児准教授からは「ひとこといちば」についての紹介があった。

教職員側からの連絡事項に続いて、クラス代表学生から、日頃感じている諸問題についての自由な発言が行われた。授業に関連して、外国語のカリキュラムについての改善要望や、専門の授業を聴講しやすくなるような情報提供がほしいとの要求が提示された。理系学部では第二外国語の授業数を多少削減して、英語の授業を増やしてほしいとの意見もあった。授業の進め方について、担当教員の板書が読めないので改善してほしいとの意見も出された。KOANについても複数の要望が寄せられた。KOANの新着情報が分かりにくいこと、新着情報についてメールが届くが、いちいちログインしないと情報を読むことができず、内容を直接、メールで配信してほしいとの意見があった。脇坂係長より、KOANでの掲示についてメールで配信を行わない教員もあるので、適宜、KOANにログインして新着情報を確認してほしいとの回答がなされた。

また、今年7月に理学部で起きた事件について、情報がなく不安を感じる学生が多かったこと、誤った休講情報が流れるなど混乱が見られたこと、KOANなどを利用した適切な情報提供が必要だったのではないかとの指摘もなされた。この件については、江川機構長より、いろいろな事情はあったが問題だったと認識していること、今後、対応を改善していく予定だとの回答が行われた。事前アンケートで出た要望・意見等は、全学教育推進機構のウェブ・ページに掲載しています。

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